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DESIGN
日本建築の粋を集め、
街並景観を担う。
JAPAN GRAY DESIGN CONCEPT
「JAPAN GRAY」をテーマにした
建築デザイン
日本独自の美学である陰影礼賛。伝統的な日本建築は、光と影の相互作用を巧みに取り入れながら、静寂と奥深さを持つ空間を生み出してきました。
谷中に遺る多くの寺社や伝統的家屋に調和するよう、「ウィルローズ谷中銀座」は“JAPAN GRAY＝日本の陰影”をテーマにデザイン。
味わいのあるグレーカラーの仕上げ材を主として採用し、格子や庇など日本建築の要素を組み合わせて、建物と街並みとの調和を図りました。
サブエントランス完成予想図
円柱とキャノピーが奏でる、
表情豊かな外観。
建物に動的な印象を与え、視覚的に独特の美しさを演出するためにエントランスにはワイドなキャノピーをデザインしました。建物に表情豊かな質感をもたらすとともに、外観全体に洗練美を彩ります。
エントランスに威厳と優雅さをもたらす円柱。その存在感は住まわれる方を迎える象徴となり、空間に立体感を加えることでデザインの深みを演出します。
エントランス前にオブジェを設置。谷中にふさわしいアーティスティックなシンボルとしてはもちろん、街並み全体の格調を高めます。
温もりと品格を演出するエントランスの木調扉。自然感のある素材が空間に柔らかな風合いを与え、谷中の風情と響きあいながらも邸宅の個性を描きます。
※掲載のメインアプローチ完成予想CGは、計画段階の設計図を基に描き起こしたものであり、実際とは異なります。また、家具・調度品、形状・色・色柄等は変更になる場合があります。なお、外観の細部・設備機器・配管類及び電柱・架線・道路標識・周辺建物等は一部省略または簡略化しております。※印刷の都合やPCモニター等、ご覧になる環境により色合いが異なります。※植栽はすべてイメージであり、実際のものとは異なります。また、樹種等は計画段階のものであり、変更になる場合があります。
吉本 大史 氏DAISHI YOSHIMOTO
カリフォルニア大学バークレー校大学院修了後に建築家スタンレー・サイトウィッツに師事。竹中工務店設計部で「フランス大使館」など海外経験を活かしたプロジェクトのほか、主に集合住宅、オフィス、商業施設の設計を担当。のちにUDSで「温泉旅館 由縁新宿」など宿泊施設を中心に設計を手掛け、独立。グッドデザイン賞をはじめ、国内外で多くのデザイン賞を受賞している。
東京アメリカンクラブ日本橋 （撮影：ナカサアンドパートナーズ）
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都 （撮影：母倉知樹）
サブアプローチ完成予想CG
夕やけだんだんに想起し、
風情を紡ぐファサード。
北側のファサードは、谷根千エリアを象徴する「夕やけだんだん」と調和し、風情溢れる景観を織り成します。奥行きの異なるバルコニーが生み出すリズミカルさと目の前の階段のイメージとリンクさせることで、空間に独自の一体感を創出しています。
バルコニーに設置した間接照明からこぼれる光が行燈のように街を灯し、柔らかな光の広がりを加え、暮れなずむ街をさらに情緒豊かに演出します。
古民家の趣が息づく谷中の風情に寄り添うよう、日本家屋の建築要素を取り入れました。木目調の素材を用いて格子をあしらい、和の美しさを求めた邸宅を創出します。
サブエントランス前には古民家で見られる格子スクリーンをイメージした壁を設えました。隙間からひっそりと出入りする路地のようなアプローチをデザインしています。
エントランスホール完成予想CG
奥深い路地のような
情緒に満ちた共用空間。
初めて出会う路地で、その先に秘められた場所へと誘われるような高揚感をエントランスホールに込めました。柔らかな間接光で空間を包み、華美な装飾を排して、本質的な建築美を追求。フォーカルポイントにはアートを配し、より一層の上質さを演出しています。
“屋根”という発想で天井に勾配をデザインしました。間接照明が繊細な陰影を描き、アプローチ空間に優美な表情をもたらします。
独特の質感と色彩で伝統美を現代空間に融合させる瓦タイルを採用。照明に映えるその素材感は、温かみと風情を引き立て、空間に深い趣をもたらします。
ホール内にはポイントとなる面にアートを設置しています。彩りと趣を生み出すことで住まわれる方だけでなく、訪れる方にも上質感を感じていただける空間としています。
※掲載のエントランスホール完成予想CGは、計画段階の設計図を基に描き起こしたものであり、実際とは異なります。また、家具・調度品、形状・色・色柄等は変更になる場合があります。なお、外観の細部・設備機器・配管類及び電柱・架線・道路標識・周辺建物等は一部省略または簡略化しております。※印刷の都合やPCモニター等、ご覧になる環境により色合いが異なります。※植栽はすべてイメージであり、実際のものとは異なります。また、樹種等は計画段階のものであり、変更になる場合があります。
敷地配置1階平面概念図
❶サブアプローチ
夕やけだんだんに沿うように配した出入口は、街の情緒に調和した外壁で演出。私邸へのアプローチは、奥行きある路地のようにデザインしました。
❷風除室・エントランスホール
パブリックからプライベートへと気持ちを切り替えていけるよう、落ち着いた空間に仕上げました。
❸共用廊下（内廊下設計）
屋外と接していないため、防犯性が高く天候に影響されることもありません。タイルカーペット仕上げの床が静音性に優れた空間を実現します。
❹メインアプローチ
邸宅の顔として円柱を象徴的に配したアプローチ。ワイドなキャノピーが住まわれる方を優しくお迎えします。
❺駐輪場
約180％分の駐輪場を設置。セキュリティに守られた建物内1階なので、大切な自転車が風雨にさらされる心配もなく、防犯性にも優れています。
❻ゴミ置場
時間や曜日を気にせず、都合の良いときにゴミ出し可能です。建物内置き場で夜間も安心。お帰りの遅い方など、多様なライフスタイルに対応します。