この住まいで得た
ゆとりのスペースから、
新たなコミュニケーションが
生まれる予感。

Owners Voice 08

都内にお住まいのIさんご家族のお話

探し続け、ようやく見つけた納得の住まい。

僕は結婚前からこの界隈で暮らしてきて、この街がとても気に入っています。何路線も使え、どこへでも出やすいアクセスのよさ、公園が近く、中にはスポーツセンターもあるなど抜群の環境、さらに最近は、大型スーパーもできて買い物にも不自由しません。本当に暮らしやすい街なので、新たにマンションを購入するにしても、この街から離れたくありませんでした。子どもが生まれ、それまで住んでいた2LDKの分譲マンションが手狭になったため3LDKを買おうと思ったのですが、それだけ住みやすい街ですから、当然人気は高い。さらにファミリー層が多いこともあって、広めの物件はいつも品薄。なかなか思い通りの物件に出会えず、出物を待っている時にこの物件を見つけモデルルームに足を運んだんです。決めてはいろいろありますが、空間の作り方がよかったですね。無駄な梁や柱がなく、キレイな四角形の部屋で天井もそれなりの高さがある。スッキリとしていてサイズのわりに広々している感じがしました。それに価格。同時期に販売していた似たタイプよりも安かったのも魅力でしたね。なにより、共働きなので裏に保育園があるのがいい。至近距離なのでとても助かっています。



廊下の壁一面につくった本棚が“我が家の顔”。

子どもがいるとすぐに散らかしてしまうこともあって、正直、僕も妻もインテリアにはそれほどこだわりませんでした。この物件は、かなり細部にまでセレクトが可能で自由度が高いのですが、セレクトで気を配ったのは空間が暗くならないように床や壁を明るい色にしたことと、リビングの扉に猫用の出入り口を付けたことぐらいでしょうか。猫はすぐに覚えて、今では上手に出入りしていますね。ただ、収納にはこだわり、廊下にオプションの本棚を設けました。廊下は幅100㎝あるのですが、それほど広い必要はなかったので、モデルルームの棚を参考に壁一面を本棚にしました。本は意外に場所をとるので1ヵ所に収めたかったんです。これだけあればすべて収納でき、その分部屋が広く使えるようになりました。妻曰く、「本棚はその人の文化意識や考え、興味の対象を顕著に表すものなので、家の顔になりえる」と。その考えに納得できたので、玄関に本棚というのを自然に受け入れることができました。わざと見せるために設置したわけではありませんが、これにはとても満足しています。ただ、本はほとんど妻のもので、僕はマンガ専門です(笑)。



手間を惜しまず、快適をプラスしていく喜び。

もうひとつのこだわりが書斎です。3LDKを望んだのも、寝室、子ども部屋、そして僕の書斎を確保したかったら。仕事を持ち帰ることが多かったので、ここで自分の時間を過ごしたいと思っていたんです。だから、椅子にもこだわってみたのですが、残念ながら、最近は自宅作業が減ってしまって、当初考えていたほどは使っていません。それもって、妻はそのうちピアノを入れようと考えているようです。我が家は音楽一家で、母がピアノ教室をやっているため、「おばあちゃんが教えてあげるね」なんて言っていますので、子どもに習わせる予定です。念願の書斎が子どもに取られてしまうのは複雑な気持ちですが、住まいが広くなり、ゆとりのスペースによって新しいコミュニケーションが生まれるなら、それもいいかも知れませんね。引っ越すにあたって、家具はほぼ買いなおしたのですが、おおよそIKEAでそろえ、全て僕が組み立てました。DIYが得意なんです。それが妻の自慢でもあるみたいですね(笑)。家具だけでなく寝室の収納、脱衣所の棚なども自作しました。そんな、小さい便利を積み重ねて使い勝手のいい住まいに仕上げてくのが、今の楽しみですね。



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